お知らせ

2018後期講義科目の講評

講義科目3つの成績評価を決定しました。各回のForms投稿はExcelでダウンロードできるのですが、回によって質問形式がまちまちだったこともあってExcel上でもAccess上でも正しく統合できませんでした。そのため、プリントアウトした履修者名簿にForms投稿を読みながら赤ボールペンでチェックし、最後は手計算して、それを紙の上で素点を集計してケースマに登録しようとするも、ケースマにはローマ字順のソートがなかったので、履修者リストのExcelにいったん素点を手入力して、それを学籍番号順にソートし直して、それを見ながらケースマに入力しました。CSV入力もできたんですが、いざとなると不安。そんなこんなで締切から1週間遅れになってしまいました。

当初の計算方法は単純な加算方式のままです。1回分の投稿を10点満点として、提出期限や内容によって5点とか3点とかに評価して15回分を加算するということでした。実際には1回に2問を出したケースや救済措置として30点まで付ける回もあったので、100点を優に超えることになります。

実際に点数化してみると、可もなく不可もない投稿を10点とすると、それと同じ扱いでは可哀想なくらいの力作投稿がいくつもあって、そういう投稿は10点単位で加点することにしました。それほど内容がちがうのです。本来は授業中に投稿する建前でしたが、5回目までサポートを要する人たちがたくさんいたこともあってクリスマスまで受け付けるようにしたからでしょう。複数回投稿もよしとしました。期間内試験をやらないことにしたので、今年は暫定措置を講じたということです。

私もみんなも懸念していたD評価は以下の通りでした。
3年以上「情報倫理とセキュリティ」32.7%
2年以上「情報メディア問題入門」39.2%
2年以上「情報システムの基礎」旧制度38.5%
1年「情報システムの基礎」新制度14.5%

学部共通科目としてほぼ必修扱いの「情報システムの基礎」受講者は400名から397名に減っていて、そのうち95名がD評価になりました。12月初めの授業で「200人はすでにクリアできているが100人はすでに終わっている。中間の100人がグレーゾーンなので、この100人のために救済措置をとる」と宣言して、加点するチャンスをあれこれ作りました。これで100名近くの人ががんばって合格点になったことになります。じつはその分、もともとクリアしていた人たちもがんばってしまったので、200点以上を獲得した人がたくさん出ました。なんと最高点は320点です。上限なしの絶対評価を積み上げていくと、これだけの差が出るということです。出席点ではない平常点評価とは、こういうことになるんですね。

ちなみに後期成績発表は3月2日14時だそうです。個別のお問い合わせにはお答えできませんので、この日にチェックして下さい。なお以上の理由からおわかりのようにD評価はなんともなりません。